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父の胃がん闘病記、あのときはいろいろあった

父が十数年前に胃がんにかかりました。胃内視鏡検査を受けた病院が連絡があり家族が呼ばれました。
そして、先に胃がんであると伝えられ、父は気が弱い性格なので、それをどう父に伝えるか悩みました。できるだけショックが最小限であるように伝え方に苦労しました。
そして、病院に行き詳しい検査がはじまりましたが、父がその病院に不信感をもち、病院をかわることがありました。
やっと次の病院が決まり、がんの手術が決まりました。。入院して手術をして、その後、鼻から胃にチューブがしばらくの間、入っていたのでそれが苦しかったようです。
そのチューブも抜けて、少しずつ食事ができるようになりました。しかし、少しずつしか食べられないためすごく痩せてしまいました。体力も落ちてしまったようでした。
でも少しずつ回復して無事退院することができました。

手術をして胃の三分の二をとってしまったので、食事が本当に少しずつしか食べられないし、体力がなかなか回復しませんでした。
胃の手術の後遺症でもあるダンピングもちょくちょく起きていました。最初は慣れず、そのたびに病院にかけこんでいましたが、ダンピングが起きたときは甘いものを食べるなどして、対処していきました。食事も分割食にして一日五回から六回ぐらいに分けて食べていました。そのかいもあって、だんだん体力も回復していきました。

父の場合は、早期に近かったので、あとは飲み薬の抗がん剤をしばらく続けましたが、そのあとは定期的な検査を五年間続けました。でも、進行がんなどはずっと治療を続けないといけない人もいると思います。
そうなると心身共に疲弊すると思いますし、経済的にも大変でしょう。心の部分を支えるためにも、患者会などで、同じ病気の人と語り合ったり、情報を集めたりするのがいいのではないでしょうか。